皆様、いつもお世話になっております。

2016年の第1回早押女王決定戦で優勝いたしました、高野望です。

優勝者に与えられた「第2回早押女王決定戦の開催権利」をこの度行使させていただくこととしました。

第2回を心待ちにしていた方もいらっしゃると伺っております。

長らくお待たせして大変申し訳ありませんでした。

お待たせした分、最高の大会を作り上げる気概を持って準備を進めてまいります。


さて、前回の早押女王決定戦から変更した箇所があります。

それは参加レギュレーションです。

前回大会では「女性であること」という極めてシンプルなものでした。

今回は

「下記(1)(2)のどちらか最低1つに当てはまる方が参加できます。
片方でも構いません。
(1)戸籍上の性別が女性の方
(2)ご自身を女性だと思う方」

というレギュレーションにしました。

なぜこのような変更を加えたのか、不思議に思われている方もいらっしゃると思うので説明させてください。


私は自分の性別を男性でも女性でもない、「なにでもないもの」だと思っています。

戸籍上は女性ですが、自分のことを女性だとは自称しません。

手術をして男性の肉体を得たいとは思っていませんが、他人から「女性扱い」を受けることは苦手です。

その一方でクイズプレイヤーとしての私は、手塩にかけて作り上げられた「短文基本問題」が大好きです。

早押女王決定戦は、女性版「abc/ABC」というコンセプトを掲げており、私の好みの問題が出題されることは明白でした。

前回大会が告知されてからというもの、大好きな問題群を味わいたい気持ちと自分を女性と認められない気持ちの間で葛藤しましたが、「出たいならば気にせず出れば良い」という信頼できる友人からの意見に背中を押される形で出場を決め、その結果優勝しました。


「女性とはどのように定義されるのか」という問いを次回開催権を得た自分に投げかけたとき、参加者の幅を狭めないために肉体と精神双方からの定義が必要だと答えを導き出しました。

私のように体が女性でも心は女性でない人もいれば、その逆で体は女性ではないが心は女性である人もいます。

私はそのどちらにも手を差し伸べ、広い意味で取った「女性」が楽しむことができる大会にしたいと強く願っています。

これは前回大会や「女性であること」というレギュレーションで行われる他の大会に対して異議を唱えるものではありません。

性別への葛藤をずっと抱えてきた私が開く「女性限定大会」の一つの形であるとご理解いただければ幸いです。

前回の大会長である関口あすかさんからは、前回大会当日の懇親会そしてこの度改めて「第2回の早押女王決定戦も、その先も主宰の決めたレギュレーションを尊重します」というお言葉をいただきました。

理解を示していただき、本当に感謝しております。

私も第2回早押女王決定戦の優勝者が第3回を開催してくださるならば、レギュレーションを含めてその意向を尊重します。


このレギュレーションにするにあたり、懸念材料が全くなかったといえば嘘になります。

一つは心が女性の方が当大会に出場することによって、カミングアウトをさせることになってしまうのではないか。

これに関しては、大会として「広い意味で女性であれば誰でも参加できる・受け入れる」というスタンスをレギュレーションとして明確に示したつもりです。

そこから先の「出場する・しない」については、レギュレーションに適合する方それぞれの考え方に委ねたいと考えています。

もう一つは戸籍上も気持ちの上でも男性の方が、遊びでエントリーしたり「優勝」というタイトルが欲しいばかりに大会に参加することが有り得るのではないかということです。

このレギュレーションではそのような方の参加を拒否することはできません。

しかし、今までの女性限定大会で保険証を提出したり、学生限定大会で学生証を出したりしたことは、私の記憶にある限りではありませんでした。

私の上記の体験は、クイズ大会への参加資格判定は参加者本人の「レギュレーションに適合している」という申告のみに依拠することを意味すると考えています。

クイズ大会は今までの慣習として、参加者の性善説を採用してきたと言えるでしょう。

今回の早押女王決定戦も、その慣習に則ります。

「この真剣勝負の場に、レギュレーションに適合しない方がエントリーすることはない」と判断し大会を開催します。

クイズを楽しむ人間のモラル、そして良心を私は信じているからです。


長く、重めの挨拶となり申し訳ありません。

しかし私にはレギュレーションを変更した説明責任が生じていると感じたため、今回筆を執りました。

もしこの挨拶を読んでなお疑問が残る方がいらっしゃれば、大会公式メールアドレスに連絡をください。

出来うる限り真摯に回答いたします。


大会当日は誰もが真剣に戦える勝負の場を用意いたしますので、参加者の皆様は楽しみに待っていてください。

ここまで読んでくださり、誠にありがとうございました。

第2回早押女王決定戦をよろしくお願いいたします。


2018/08/17

高野望



大会名:第2回早押女王決定戦

主催:第2回早押女王決定戦実行委員会(代表:高野望)

開催日:2019年3月23日(土)

会場:大阪市内を予定

開場:未定/開始:未定/終了:未定

参加人数:最低でも60人(前回大会に準じます)

参加費:未定

コンセプト:女性限定の指勝負

問題難度:易~普通。abc/ABCのような短文でストレートな問題を予定。

レギュレーション:
下記(1)(2)のどちらか最低1つに当てはまる方が参加できます。
片方でも構いません。
(1)戸籍上の性別が女性の方
(2)ご自身を女性だと思う方

連絡先:hayaoshiqueen2nd(at)gmail.com
※(at)を@に変換してください。
未定の部分は決まり次第随時更新いたします。

↑このページのトップヘ